ポジティブに捉え、行動を起こして良かったと感じています。
國重 尚史さん(44歳)
参加プロジェクト:Ethics Fan Meeting2024、秋。
私は、大学を卒業してから昨年までの約20年、作業療法士というリハビリの仕事をしてきましたが、昨年その仕事を辞め、運送会社に就職しました。
全く畑違いの仕事に転職したわけですが、ここに来るまでにいろいろな葛藤や苦悩の道のりがありました。
作業療法士時代、必要に駆られて大型の免許を取りました。
患者さんの外出プログラムの際、マイクロバスの運転手をし、やり甲斐のある業務との実感を得ました。
しかし、対人ストレスや人間関係の問題から心が病みそうになり、昨年山口市内の運送会社に就職。10トンダンプを運転する仕事に就いたのです。
妻に転職の話を最初にした時、全く畑違いの仕事であることに大反対でした。
やがて私の硬い意志に妻も理解を示してくれ、応援を得て新しい仕事に取り組んでいます。
休みは少なくなりましたが、休日には家族と過ごす時間を大切にしています。
私は自分の居場所を求めて行動した結果、転職が失敗に終わるかもしれないという不安を抱えつつも、ポジティブに捉え、行動を起こして良かったと感じています。