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今週の
ひとこと

大切な人の心が自分のそばにいると思えると、人は強く生きられるよね♪

VOICE

参加者の声

子どもの良き芽を伸ばす親となることです。

佐藤 典子さん(36 歳)

参加プロジェクト:EFM2025、春。

 

長男が幼稚園の頃、よく癇癪を起しました。この態度に対し、「なんで、こんなに癇癪を起こすのだろう?」と、受け容れられずにいました。

私たち夫婦は、幼稚園に行って、面談の時間を設けてもらい「長男さんは、先生の話はちゃんと聞いて理解しているし、いつもニコニコしていて、優しい子です。感情のコントロールはこれから少しずつ身につけていけばいい」と言っていただきました。

自分自身を真剣に見つめ直してみると、完璧主義に近い人間でした。しかし、「少々出来てない母親であっても大丈夫。」子ども達のブレない私に対する愛情と信頼を支えに、素の自分を受け容れられるように努めました。

そして、夫の仕事の都合で、福岡から大阪への転勤が決まりました。先生との面談で長男は、「耳をふさいで、机の下に座り込んで静かにしくしく泣いてることがよくあります」と言われました。 

私は長男に対し、不安や心配よりも、全く知らない環境に置かれて、どうしたらいいか分からない。だけど今を一生懸命がんばってる。それを認めてあげたいと心から思いました。私が目指す母親像は、子どもの良き芽を伸ばす親となることです。