「助けて欲しい」と言えたとき、心が軽くなったのを覚えています。
丸山 千晴さん(28 歳)
参加プロジェクト:Ethics Fan Meeting2025、春。
私はもともと、自然の中で働き、人々の役に立てる仕事がしたいという想いがあり、養蜂を始めました。
最初は蜜蜂たちとの日々が本当に楽しく「ずっとこの仕事を続けたい」という喜びでいっぱいでした。
始めて 3 年ほど経った頃には、巣箱が 50 箱に増え、有難いことに蜂蜜の注文数も急激に増えてきたのですが、私の生活は一変してしまいました。
ミツバチの管理に加え、出荷に向けた瓶詰めやラベル貼りなど、業務の多さから徹夜が当たり前に。
ある徹夜 3 日目の朝、必死にラッピング作業を続けている最中に涙がこぼれ「一体何をやっているんだろう、何を目指していたんだっけ…」と自分の志が分からなくなりそうでした。
家にも帰らず、仕事場で寝泊まりしている姿を見かねた家族が「手伝おうか」と声をかけてくれました。
最初は「大丈夫一人でやれる」と意地を張っていましたが、いざ作業を一緒にしてもらうと驚くほど効率が上がりました。
初めて「助けて欲しい」と言えたとき、心が軽くなったのを覚えています。
これからもミツバチと共に、自然環境を守りながら、地域の魅力を伝える蜂蜜づくりに一層力を注いでいきたいと思います。