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富山ライフセービングクラブ

富山駅から徒歩約10分のところにある富岩運河還水公園で、水辺の事故を未然に防ぐべくライフセービング活動を展開している団体があります。

 

その団体は、富山ライフセービングクラブです。

 

月に一度のイベントでは、心肺蘇生法の体験会や水辺の救助技術のデモンストレーションを行うなど、地道なライフセービング活動の普及に努め、人命の尊さを多くの人々と共有することを通じ、より善く生きることを目指した運動を推進されています。

その他、毎年、夏季期間は、射水市より委託を受けて監視活動も担っています。(海老江海浜公園)

 

– 2023年8月お隣射水市から委託を受けての監視活動 –

 

 

 

ライフセービングクラブ立ち上げの経緯

富山ライフセービングクラブ会長の宮田真一さんは、ライフセービングクラブ立ち上げの経緯を次のように話してくださいました。

 

「当初は、トライアスロンに従事していた宮田さんやそのトレーニング仲間が中心となり、富山県で初めてのオープンウォータースイミング(海や川での水泳競技)(以下OWS)に係る大会の開催にこぎつけましたが、その当時はまだ大阪のライフセーバーにガード活動のお手伝いを必要としている状況でした。

その後、わたくしたちも何とか、大阪からのお手伝いに頼らずに地元の力で開催を目指し、仲間たちと近隣の新潟県で開催されていたライフセービング講習会を受講し、資格の取得に努めました。

 

今では、富山県のOWSの大会では地元の富山ライフセービングクラブのメンバーがガード活動を担うことができるまでに成長していきました。

水辺の事故について調査したところ、富山県では水辺の年間の死亡者数が不名誉な記録が続いている現実を知り、更に調べてみると、用水での事故が多発していることを知りました。

その現実を受けて、会長である宮田さんは、主に子どもたちにライフジャケットの日常的な着用推進を掲げ普及に励んでいます。

 

このように水に対する備えの意識を持つ人が増えることで水辺の事故が減っていくことに繋がると信じて、たとえ長い道のりであっても、その取り組みを継続しています。

活動の一環として富山ライフセービングクラブでは、富山県内在住でライフジャケットを購入した方を対象に1着2,000円の助成金も出したり、カーディーラーなどで一次救命体験会や富山祭りなどのイベント会場で、人形やトレーニングAEDを使った心肺蘇生体験会も実施しています。

 

– カーディーラーでの一次救命体験会実施の状況 –

 

 

特に2023年9月23日から2日間開催の「富山まつり」においては、ライフセービングデモンストレーションを実施し、2日間で計約20万人のみなさんに強く印象付けになることができたのではないかと思っています。

宮田会長は、富山県でいちから活動を立ち上げた言わば「富山のライフセービング活動の父、パイオニア」です。水辺の事故を未然に防ぐため、生命尊重の精神に基づかれた救助の活動。

人命を尊ぶ精神を第一に物事を考え、受け止め、今後も活動の充実が一層、期待されています。

 

– 2023年9月 とやま祭り 富山ラフセービングクラブブース –

 

 

 

富山ライフセービングクラブ会長 宮田真一さんからのコメント

富山ライフセービングクラブは、活動を持続可能なものとするため、関係人口の増加を意識して活動を行っています。

富山県初となるクラブ設立のきっかけはOWSのガードでした。しかしその後の活動では世界一美しいと称されるスタバがある富岩運河環水公園で、ライフセービングデモンストレーションを行い、その活動は新聞でも取り上げられるようになりました。

そしてそれを見た児童クラブの代表から、ライフジャケットの出前講座の依頼も受けるようになり、当初大人の私たちから始まった活動は、最近ではジュニアにまでその広がりをみせつつあります。

一見ハードルの高いライフセービング活動ですが、実は陸でもできる活動はたくさんあり、今後もまずは活動を知ってもらうために様々取り組みを行っていきたいと考えています。

 

 

– 2024年7月富山市岩瀬浜海岸でのビーチクリーンでの集合写真 –

主催 富山ライフセービングクラブ
詳細情報 月に一度のイベントで心肺蘇生法の体験会や水辺の救助技術のデモンストレーションを実施。地道にライフセービング活動を普及することで人命の尊さを多くの人々と共有し、より善く生きることを推進中。
夏は射水市より委託を受けて監視活動を実施。(海老江海浜公園)