



震災から1年半。志賀町(しかまち)のある中能登や奥能登は、一歩路地に入るといまだに復旧・復興が進んでいないのが現状です。そんな能登を応援すべく、RINRI PROJECTは昨年に続き、今年も復興祭プロジェクトを企画。
「能登の人々に笑顔になってもらいたい。そのために本当に必要なものは何か?!」と、スタッフはあまり注目されず、置き去りになっているような地域に幾度も足を運び、被災された人々の声を聞きながら考え続けてきました。実際、会場探しでは多くの候補地が今なお仮設住宅や災害ごみの集積所等になっており、ようやくみつけたのが志賀町の増穂浦林間広場(ますほがうらりんかんひろば)です。日本海に面し、海岸には夕陽を眺められる「世界一長いベンチ」があり、ここで花火の打ち上げもできるとあって決定しました。


今回のイベントでは、小さな町にも最高の笑顔を…という思いを込め、本格的な規模のイベントを計画。その思いに、石川県、志賀町、富来(とぎ)商工会、志賀町観光協会の皆さんの後援をいただくこともできました。
当日は、朝から天気がぐずつき、設営スタッフは土砂降りの中でも着々と会場準備に励みます。そんな雨も昼頃にはあがり、13時「ファミリーエリア」がオープン。小動物とふれあえるコーナーをはじめ、小型ドローンを使ったドローンファイト、マスやうなぎのつかみ取り、縁日コーナー等々楽しさ満載で、ご家族連れをはじめ多くの人でにぎわい、子どもたちも18時の閉場時間までめいっぱい楽しんでいました。


15時には「メインエリア」がオープン。巨大なモニターを両側に配置したステージに、司会の久保亜希子(くぼあきこ)さんとハンディやしきさんが登場し、馳浩(はせひろし)石川県知事の「被災者の思いを受け止め、前向きに頑張っていきましょう!」と言うご挨拶からスタート!
オープニングでは、輪島(わじま)市の伝統芸能「御陣乗(ごじんじょ)太鼓」、そして、「冨木神幸(とぎみゆき)太鼓 煌(きらら)」の子どもたちによる力強い太鼓の演奏が披露され、まさに「のりこえよう」というパワーを感じさせてくれました。
16時からは、県内のキッチンカー13台、富来商工会、志賀町観光協会など39の店舗が飲食を無料で提供!(アルコールは有料) 時折小雨にも見舞われましたが、美味しい食を堪能する皆さんの笑顔があちこちで輝いていました。


一方、ステージで進行する、有名芸人3組による「ものまねショー」に会場の皆さんの笑いが炸裂!続いて、志賀町のバトンチーム「TIARA silky」、北陸で大人気のアイドルグループ「ほくりくアイドル部」のほか、「エイトMAN」さん、「DJ KEIN」さんが登場し、会場は大盛り上がり!ステージ前では若者だけでなく、ご高齢の皆さんもノリノリ…というワンシーンも‼そして、トリを飾るのは「島谷(しまたに)ひとみ」さんのスペシャルライブ。日も暮れて最高潮に達した会場で、人々はステージにくぎ付けとなり、皆一緒に歌ったり踊ったり、まさに笑顔輝くひとときとなりました。





フィナーレは、花火&ドローンショーです。残念ながらドローンとランタン飛ばしは強風で中止でしたが、花火は決行!会場のすぐそばで、音楽&レーザー光線と織りなす大迫力の花火の音と光に、皆さんの歓声が志賀町の夜空に響き渡りました。

イベント開催まで試行錯誤の連続で、最後まで不安もあったスタッフ一同でしたが、笑顔で会場を後にする皆さんを見て、「やって良かった!」と実感。心から喜ぶと同時に、逆に地元の皆さんからパワーをもらうこともでき、これからも復興道半ばの能登の皆さんに寄り添い続けることを改めて決意しました。RINRI PROJECTは、今後も被災地を応援していきます。
