「人を信頼できない自分と向き合う」
山下 達也 さん

トラウマに苦しんだ学生時代
自分の理念は、「孫の世代の日本を豊かにする」こと。若い世代が活躍できる場を広げることに全力を注いでいます。しかし実は葛藤だらけ⋯。「信頼して裏切られるのが怖い」。モヤモヤとした不安がいつもよぎっています。
その原因に母とのトラウマがあります。複雑な家庭で劣等感を持って育った母からは、常に「人に負けるな」と周囲と比較され、誰にも負けないように背伸びして努力し、中学では勉強もスポーツも常に学年でトップクラス。それで、いつしか自分も人を比べて見下すようになり、天罰が訪れます。いじめです。仲間からシカトされる孤独な日々。
ここで第1のターニングポイント。いじめられない為には力で強くなるしかないと、ケンカで周りを制圧。グレて暴走族に入りました。しかし、そこでも調子に乗ってトラブルを起こし破門され、再び、孤独に。
そして第2のターニングポイント。何度も警察のお世話になり、保護観察処分になった時に出会ったのが、唯一、無条件に自分を信じてくれた保護司の先生でした。「あなたは立ち直れる」と、いつも笑顔で自分の存在を認めてくれました。

