小倉 優子さんインタビューのヘッダー

2001年にグラビアアイドルとして芸能界入りして四半世紀。16歳だった少女は40代に突入し、3児の母に。タレント、モデルとマルチな活躍を続ける一方、プライベートでは食育健康アドバイザー、管理健康栄養インストラクターなどの資格を取得。大学を受験し合格、現在も学び続けている。そんな多忙な小倉さんに、自分らしく生きる秘訣をうかがった。


落ち込むこともあるけれど、前を見続けていけたら。

フットワークの軽さが、芸能界入りを後押し。

おっとりとした雰囲気のなかに、40代になった今も愛くるしい表情を見せる小倉優子さん。思わず「ゆうこりん」と声をかけたくなるが、今年で芸能生活も25年目。現在はタレント業の一方で、シングルマザーとして3人の男の子を育てながら、現役の大学生として学業にも励んでいる。

「子どもがいるので、日々の生活は子ども中心です。仕事を決めるときも、夜遅くならない、朝早くない、泊まりがない、といったことを優先させてもらって、週に3日か4日のペースでお仕事をしています。昔は自分のことだけを考えて、仕事メインで時間も気にしなかったんですけど、本当に変わりましたね」

芸能界に入ったのは高校2年生の夏休み、渋谷でスカウトされたのがきっかけだった。

「ちょうどその頃、3歳から始めたピアノと音楽を辞めたばかりでした。中学生になるとピアノの先生から勧めていただきフルートも始め、フルートで音大を目指して勉強していたんです。しかし、受験用に別の先生のもとでいろいろなレッスンを受けなくてはならなくて、そこまでの熱量が持てず辞めてしまったんです。そんな折、時間もあるし、じゃあやってみようかなあと、本当に軽い気持ちで芸能界に入りました」

2001年にデビューすると、グラビアアイドルとして活動をスタート。一躍注目を集めたのは、自らを「こりん星から来たりんごももか姫」と名乗って、数々のバラエティ番組で見せた”不思議ちゃん”キャラ。お茶の間で幅広い人気を得て大ブレイクを果たした。
その後、結婚、出産、離婚を経験しながらも、ママタレントとしても成功。さらに2023年にはバラエティ番組の企画で、大学受験にチャレンジ。タレント業と子育てを両立しながら、411日間に及ぶ受験勉強に取り組んだ。

「もともとすごくフットワークが軽いんです。というか、あまり深く考えていなかったんです(笑)。高校生のとき、音大受験のために片道1時間半かけてレッスンに通っていたんですが、”行ってみよう”とあまり深く考えずに決めたんです。私の場合、考えるよりもまずやってみる。猪年生まれだから猪突猛進(ちょとつもうしん)なんですかね。やると決めたら深く考えずに突っ走っていました。それでいろいろと失敗もしましたが、今は大人になって始める前に一度考えるようになりました」

小倉優子さんのプロフィール画像

自分に負けたくない気持ちが、原動力に。

「芸能界に入ったのも"やってみよう"から始まりました。でもまさか、こんなに長く続くとは思っていませんでした。両親も驚いています」

あっけらかんと、これまでの人生を明るく話す小倉さん。きゃしゃな体からは想像できないような芯の強さを感じる。

「まず第一に、すてきな人やいろんな場所との出会いがあるこの仕事が楽しくて大好きということ。そしてもうひとつは"自分に"負けず嫌いなところですね。仕事でうまくできなかったときはすごく悔しくて、次こそはもっと頑張ろうと思う。その繰り返しでここまできました」

料理が得意なイメージのある小倉さんだが、実は20代の頃は苦手だったそう。

「実家では母任せで、料理は一切やらなかったんです。玉ねぎの皮をどこまでむいたらいいかもわからなかったし、ごはんも炊いたことがなかった。でも、料理番組でうまくできなかったことが悔しくて、料理教室に通い始めたんです。そしたら楽しくなって、パンやお菓子も習い始めました」

そこからパンアドバイザーの資格も取得。YouTube「ゆうこりんチャンネル」やインスタグラムでも料理を紹介し、フォロワーも多数。

「料理って奥深いですよね。もっともっと知りたいなって思います。今は長男のお弁当作りが始まって、お肉多めにしてってリクエストされたり。育ち盛りの男の子のお弁当って、ボリュームと栄養のバランスが難しいです」

2024年には、食育健康アドバイザーと管理健康栄養インストラクターの資格も取得した。

「母が健康志向で、小さい頃は炭酸やファストフード、お菓子は控えめな家庭で育ったんです。ただ、小学校高学年になるとそのおいしさに気づき、たくさん食べたりもしました(笑)。母の影響で食への関心が高まったのかもしれないです。今もなるべく添加物の少ないものを選んでいますが、頑張りすぎずに、"できる範囲で"って思っています」

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